ソフトバンクの「81」が2年続けて舞った 工藤監督が1年目で成し遂げた特別な優勝

ソフトバンクの「81」が2年続けて舞った 工藤監督が1年目で成し遂げた特別な優勝

 ◆日めくりソフトバンク 誕生15周年

 ソフトバンク球団は今年15周年。球団がソフトバンクとなった2005年からの出来事を、過去の西日本スポーツ掲載記事で振り返ります。

【写真】優勝のウイニングボールを手に満面の笑みでナインに駆け寄る柳田

 2015年9月17日の出来事は…。

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 背番号81が2年続けて宙に舞った。ソフトバンクがパ・リーグ最速でV。秋山幸二前監督の背番号81とともにバトンを受けた工藤公康監督は、前年優勝球団を率いた新監督として29年ぶりの連覇を達成した。

 「最高です。本当に頼もしい選手に恵まれて僕は幸せです」。99年オフにダイエーのユニホームを脱いで16年。選手の手で9度胴上げされた52歳は「福岡を出ていつか少しでも恩返しをしたいという気持ちで監督を引き受けた」と愛する本拠地のファンの前で目を細めた。

 8月5日に点灯させたマジックを一度も消さずに独走してのゴール。99年は監督とエース工藤という間柄で福岡移転後初優勝を達成した王貞治球団会長は「プレッシャーもあっただろうが、それを表に出さず勝負に徹していた」と就任1年目で頂点へ導いた教え子の手腕を高く評価した。西日本スポーツ