ハーマン離脱、2連敗…ロッテ・岩下、悪い流れを断ち切る投球を!

ハーマン離脱、2連敗…ロッテ・岩下、悪い流れを断ち切る投球を!

◆ 西武戦に先発

 ロッテの岩下大輝が17日、西武戦の予告先発となっている。

 前回登板の日本ハム戦は、初回に中田翔に2ランを浴びるなど3点を失い、6回を投げ5安打、8奪三振、1四死球、4失点で5敗目を喫した。それでも、2回と3回は三者凡退に抑えるなど、尻上がりに調子をあげているように見えた。

 井口資仁監督はこの日の試合後、岩下の投球について「球自体は良かったのですが、四球であったり、牽制暴投、ワイルドピッチともったいないなという内容でしたね。もっともっと抑えられる内容の球ではあった」と振り返った。

 今夜の西武戦は今季2試合に先発して1勝1敗、防御率4.09。前回対戦の9月2日の試合では、5回に金子侑司に2点を浴びたが、5回2失点で勝利投手。またメットライフドームで登板した7月23日の試合は、初回に2球で失点するも粘りの投球で、6回を投げ5安打3失点と試合を作った。

 特にこの試合、山川穂高に対し第1打席、第2打席ともに3球で3ボールとしながらも、最後は第1打席が138キロのフォークで空振り三振、第2打席が148キロのアウトコースで見逃し三振と、2打席連続で三振を奪ったのが印象的だった。

◆ 今季3度目の連敗ストッパーへ

 チームは前カードのオリックス戦に3連勝、3カード連続で勝ち越していたが、西武戦に連敗し現在2連敗中。15日の西武戦は先制点を奪いながらも、8回にセットアッパーのハーマンがスパンジェンバーグに逆転本塁打を浴び逆転負け。先制した試合の連勝が22でストップした。

 翌16日の試合前にハーマンが『右手第2指伸筋腱損傷』で一軍登録を抹消。試合も西武先発・浜屋の前に6回までに1得点しか奪えず、1-3で敗れ、首位・ソフトバンクとのゲーム差が再び1.5に広げられてしまった。打線がリリーフ陣から7回以降、一人も走者を出すことができなかったというのは、今夜の試合に向けて不安材料だ。

 先制点の連勝記録のストップ、主力の離脱と嫌な雰囲気が流れているが、この悪い流れを岩下の投球で止めてもらいたい。岩下は今季2度、“連敗ストッパー”になっている。開幕直後に8連勝の後、2連敗で迎えた7月2日の楽天戦、5回を6安打3失点でチームの連敗を2で止めた。翌日から3連敗しており、もし岩下で敗れていれば大型連敗ということもあっただけに、振り返るとチームにとっては大きな白星だった。

 3連敗で迎えた9月3日の西武戦では、5回を5安打4奪三振2失点に抑え4勝目を手にした。この勝利で勢いにのったマリーンズは、翌4日からの首位・ソフトバンクとの3連戦を3連勝。岩下が登板した3日の西武戦から始まった連勝は、6まで伸びたということもあった。

 力でねじ伏せる“剛球スタイル”で西武打線を圧倒し、再びマリーンズに勢いがつくような投球を披露して欲しい。

▼ 連敗を止めた岩下大輝の投球内容

6月30日 ●4-15(vs楽天)

7月1日 ●3-5(vs楽天)

7月2日 ○8-5(vs楽天)

5回 6安打 3奪三振 0四死球 3失点

8月30日 ●0-5(vsオリックス)

9月1日 ●1-9(vs西武)

9月2日 ●2-4(vs西武)

9月3日 ○8-5(vs西武)

5回 5安打 4奪三振 3四死球 2失点

9月15日 ●3-4(vs西武)

9月16日 ●1-3(vs西武)

9月17日 ?(vs西武)

文=岩下雄太BASEBALL KING