引用元:デイリースポーツ
「ヤクルト6-5巨人」(25日、神宮球場)
巨人は驚異的な粘りで九回に試合を振り出しに戻したが、一歩及ばず今季初のサヨナラ負けを喫した。チームに漂う暗雲を振り払うことができず、後味の悪さが残った。
先発を予告していたサンチェスが試合前に右肩に違和感を訴えて登板を回避。代役で沢村をマウンドに送り出したが、初回に逆転2ランを浴びるなど四回途中2失点。原監督は「何日間かで投げられるという環境ではない」と助っ人右腕の現状を説明し、出場選手登録の抹消を決めた。
前夜に右腰の違和感で途中交代したパーラも「ゲームに出られる状態ではなかった」とベンチ入りメンバーから外し、打撃好調の大城もコンディション不良で欠場させた。真夏を前に不安材料が噴出。さらに故障者続出となれば、首位の座も安泰ではない。