侍ジャパンの稲葉監督が契約延長要請を受諾「オリンピックの借りはオリンピックで返す」

侍ジャパンの稲葉監督が契約延長要請を受諾「オリンピックの借りはオリンピックで返す」

◆ 来年9月まで契約を延長

 野球日本代表の侍ジャパンを指揮する稲葉篤紀監督と井原敦強化委員長が17日に札幌市内で会談し、2020年9月末までの契約となっている稲葉監督に対して、井原強化委員長が東京オリンピック延期に伴う契約の延長を要請。これを稲葉監督が受諾した。

 本来、2020年の東京オリンピックを目標に、今年の9月の契約を結んでいたが、新型コロナウイルスの感染拡大によりオリンピックの1年延長が決定。契約延長の必要性が出ていた。なお、新たな契約期間は明らかにされていないが、井原強化委員長は「五輪の金メダルがゴール。契約はその範囲になる」とコメントしており、1年程度の延長が見込まれている。

 要請受諾後、オンライン会見に臨んだ稲葉監督は「就任時より、オリンピックの借りはオリンピックで返すと言ってきたが、その考えに変りはない。金メダルの獲得に向けて全力疾走していきたい」と語り、自身が選手として臨んだ前回の北京オリンピックで逃した金メダル獲得に向け、その決意を改めて口にした。

 稲葉監督は、これまでもテレビで公式戦をチェックしていたことを明かしつつ、基本的には「プレミアが土台という考えに変わりはない」ことを強調。その上で「1年延期になったので柔軟に考えていく必要はあるのかなと思う」と続け、「若い選手も含め、どんどん良い選手が出てきているので、1年をかけて見ていきたい」と新戦力の台頭にも期待を寄せた。

 また、今回のオリンピック延期に関しては「金メダルというところに変わりはない。そこに向けて1年、じっくり考える時間をいただいたと前向きにとらえたい」とコメント。決意を新たに、1年後の東京オリンピックに向けて新たなスタートをきる。

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