96年世代のエースに名乗り出る数字!同世代・松本航と投げ合った田嶋大樹が残す圧巻の成績

96年世代のエースに名乗り出る数字!同世代・松本航と投げ合った田嶋大樹が残す圧巻の成績

 4日、パ・リーグ3位の埼玉西武ライオンズと6位のオリックス・バファローズが対戦。試合はオリックスが終盤に逆転で勝利をしたが、この試合で96年世代の同学年が先発のマウンドに上がった。

【写真】迫力がひしひしと伝わってくる、高校時代の松本航のピッチングフォーム

 勝ったオリックスは左のエース・田嶋 大樹(佐野日大出身)。7回を投げて球数100、被安打5奪三振3自責点3の内容で初勝利。

 一方敗れた埼玉西武は松本 航(明石商出身)も同じく7回を投げて球数84球、被安打5奪三振5自責点1という結果。4日だけの内容だけを見ると、松本の方に軍配が上がるように見えるが、ここまでの田嶋の成績を見ると、素晴らしい数字を残している。

投球回:18.2回(4位)

防御率2.41(4位)

奪三振率:6.27(8位)

被打率.167(2位)

K/BB:3.25(3位)

(4日終了時点)

 規定投球回数に到達しているのは9名。その中に田嶋も松本も入っており、どちらも先発としての役割をきちんと果たしている。ただ2人の成績を比較すると、田嶋が全体的に松本を上回る成績を残している。

 田嶋の成績をリーグ全体で見ていくと、防御率は4位という成績。則本昂大(八幡商出身)らに少し及ばないが防御率2点台は立派な成績だ。だがそれ以上に注目したいのが、被打率とK/BBの数字だ。

 被打率は則本に次ぐ2位。K/BBに関しては有原 航平(広陵出身)や種市 篤暉(八戸工大一出身)の次に3位の成績。これは奪三振トップの則本を超える数字を残している。

 K/BBは奪三振数÷与四球数で割り出される数字だが、この数字が高ければ高いほど、1つの四球を出すまでに多くの三振を取っていることになる。つまり、この2つの数字から考えられるのは、ここまでの田嶋はあまりヒット打たれることなく、なおかつあまり四球を出さずに三振を奪っていると言うことになる。

 田嶋は2014年の選抜で甲子園を経験し、松本は甲子園出場はできなかった。今は同じプロのステージに立つ2人だが、甲子園を経験した田嶋が意地を見せている形となっている。

 シーズンは始まったばかりで、どちらのチームも投手陣に不安が残る。田嶋、松本が互いを刺激し合い、これからのシーズンを盛り上げてくれることを期待したい。