森下暢仁がプロ初勝利! U-18日本代表時のメンバーは誰がいた?

森下暢仁がプロ初勝利! U-18日本代表時のメンバーは誰がいた?

 6月28日、森下 暢仁(広島)がプロ初勝利をマークした。プロ2試合目の登板となった森下は中日相手に8回まで無失点と好投する。9回に入っても150キロを超えるストレートを投じるなど初完封勝利は目前だったが、最後の最後に中日打線に捕まり無念の降板。それでも8.2回3失点の内容はさすがの一言に尽きる。

【動画】森下暢仁が決め球のカーブについて徹底解説!

 森下は練習試合で打ち込まれるケースもあったが、公式戦に入ってからは順調そのもの。2試合の登板で15.2回を投げ1勝0敗、防御率1.72、奪三振15と堂々たる成績を残している。チームでは2014年の大瀬良 大地以来となる新人王へ向けて、好スタートを切ったと見ていいだろう。

 そんな森下は明治大からのプロ入りだが高校は大分商業だった。1年時には自身の機会は訪れなかったが、背番号「11」をつけ夏の甲子園でもベンチ入りしている。

 高3時には甲子園へ出場できなかったものの、8月に行われたWBSC U-18ベースボールワールドカップの日本代表に選出された。その大会で森下は3試合の登板で防御率0.00と好投。小笠原 慎之介(東海大相模高→中日)や高橋 純平(県立岐阜商→ソフトバンク)らとともに戦い2位に貢献した。

 その大会では日本代表から5人のベストナインが生まれている。佐藤 世那(先発投手/仙台育英高→オリックス)、堀内 謙伍(捕手/静岡高→楽天)、篠原 涼(三塁手/敦賀気比高→筑波大→JXーENEOS)、平沢 大河(遊撃手/仙台育英高→ロッテ)、勝俣 翔貴(外野手/東海大菅生高→国際武道大→オリックス)である。

 そのうち佐藤、堀内、平沢の3人が高卒でプロ入り。勝俣が森下と同じく今年のルーキーだ。ここまでの結果を見ると堀内と平沢は現時点では一軍で実績を残しているとは言い難いく、佐藤はすでにオリックスを退団している。

 高校時代に日本代表として結果を残しても、プロ野球の世界ですぐの成功が約束されるわけではない、ということがよくわかる事例のひとつだろう。

 森下の活躍に刺激され、2015年のU-18日本代表メンバーたちが奮起することを期待したい。

<2015年U-18日本代表>

<投手>

佐藤 世那(仙台育英高→オリックス)※すでに退団

成田 翔(秋田商業高→ロッテ)

高橋 樹也(花巻東高→広島)

小笠原 慎之介(東海大相模高→中日)

上野 翔太郎(中京大中京高→駒沢大→三菱日立パワーシステムズ)

高橋 純平(県立岐阜商業高→ソフトバンク)

森下 暢仁(大分商業高→明治大→広島)

勝俣 翔貴(東海大菅生高→国際武道大→オリックス)

<捕手>

伊藤 寛士(中京大中京高→法政大→JR東海)

郡司 裕也(仙台育英高→慶応大→中日)

堀内 謙伍(静岡高→楽天)

<内野手>

平沢 大河(仙台育英高→ロッテ)

津田 翔希(浦和学院高→東洋大→Honda)

清宮 幸太郎(早稲田実業高→日本ハム)

宇草 孔基(常総学院高→法政大→広島)

杉崎 成輝(東海大相模高→東海大→JR東日本)

篠原 涼(敦賀気比高→筑波大→JX-ENEOS)

<外野手>

豊田 寛(東海大相模高→国際武道大→日立製作所)

オコエ 瑠偉(関東一高→楽天)

舩曳 海(天理高→法政大→日本新薬)勝田 聡