12球団トップ!ソフトバンク左腕の驚異的な空振り率 完全リリーフの嘉弥真10人から8奪三振

12球団トップ!ソフトバンク左腕の驚異的な空振り率 完全リリーフの嘉弥真10人から8奪三振

 プロ野球は開幕からセ、パ両リーグ全球団が9試合を終え、スタートダッシュに成功したチーム、失敗したチームの明暗がはっきり分かれた。移動の負担を減らすため同一球場で同じ相手との6連戦に臨んだパはロッテがオリックスに全勝。開幕カードのソフトバンク戦から続く連勝を8として首位を走っている。

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 昨年まで3年連続日本一のソフトバンクは5位。充実した戦力で開幕前に多くの評論家、解説者が優勝候補の筆頭に挙げたが、ロッテに1勝2敗、西武には2勝4敗といずれも負け越した。エース千賀滉大が故障で出遅れながら6人をそろえてスタートした先発陣の白星はバンデンハークの1勝だけ。終盤に救援陣がつかまる展開が続き、昨年リーグトップだったチーム防御率はここまで5位の5・19に沈んでいる。

 大苦戦を強いられている投手陣の中で光るのは左腕嘉弥真新也の存在だ。開幕から4試合で打者10人と対戦していまだ被安打ゼロ。完全リリーフを続けるだけではなく三振も空振り6、見逃し2で計8個を奪い奪三振率19・64はリーグトップだ。28日の西武戦ではスパンジェンバーグを見逃し、源田壮亮を空振り、森友哉を見逃しでいずれも左打者の3人から三振。キレキレのボールで上位打線を完璧にねじ伏せた。

 先発、救援で一概に比較はできないものの、ここまでの空振り率31・0%は12球団トップ。2位の岡田俊哉(中日)が23・3%だけに飛び抜けている。球種別に見ると投球の過半数を占めるスライダーは34・8%、ストレートは10球以上投げた投手ではトップの30・8%だ。シーズン通算の空振り率はトップクラスの救援投手で平均的に10%台後半に落ち着くが、2017年に54セーブのプロ野球新記録を樹立したサファテ(ソフトバンク)は22・0%の驚異的な数字を残した。昨秋は侍ジャパンでも活躍し、今季は120試合ながらも球団で初の「4年連続50登板以上&防御率2点台以下」を目指す嘉弥真がどこまで迫るか。

 ソフトバンクでは同じ左腕のモイネロも5試合に登板して防御率0・00、打者17人から9個の三振を奪って奪三振率は嘉弥真に次ぐ18・69だ。抑えの森唯斗は26日からの3試合でいずれも登板しないままチームが敗戦。抜群の安定感を誇る2人のサウスポーを軸に投手陣をどう整備していくかが今後の浮上へのポイントとなりそうだ。

(データ提供は共同通信デジタルなど)西日本スポーツ