オリックス・山本由伸、2020年も鷹キラー 2回0封、一回ピンチも二回3人斬り

オリックス・山本由伸、2020年も鷹キラー 2回0封、一回ピンチも二回3人斬り

 プロ野球は2日、新型コロナウイルスの感染拡大で延期していたセ、パ両リーグ公式戦開幕を19日に控え、各球団による練習試合を再開した。無観客で、球審は感染予防のためのマスクを着用。選手らはハイタッチを控えるなど、新しいスタイルで実戦に臨んだ。京セラドームではオリックスがソフトバンクと対戦。1-2で敗れたが、先発した山本由伸投手(21)が2回を1安打3奪三振無失点と好投した。

 今季こそやりかえしたい鷹軍団。試合こそ敗れたが、今年もソフトバンクキラーぶりは健在だ。先発したオリックス・山本が、2回を1安打3奪三振無失点。約3カ月ぶりの対外試合で、存在感を見せつけた。

 「オフから取り組んできたフォームの部分だったり、自主練習期間中にも取り組んできた成果を発揮できるように、と投げました」

 対外試合は3月10日の中日とのオープン戦(京セラ)以来。久しぶりの他球団の打者相手に「初回、少し力みが出て球数が多くなってしまった」と一回に2死満塁のピンチを背負うが、上林をこの日最速の153キロの直球で二邪飛。無失点で切り抜け、二回は三者凡退とキッチリ修正した。

 相手はチームが6年連続で負け越しているソフトバンク。昨季も7勝16敗2分けとやられたが、右腕に限っては、昨年に27イニング連続無失点をマークするなど7試合で3勝2敗、防御率2・25と封じ込めている。「素晴らしい打者がたくさんいるので、自分の力試しをできるし、パフォーマンスの向上にもつながる」と頼もしい限りだ。

 先発再転向の昨季は、球団最年少での最優秀防御率賞(1・95)獲得など大ブレーク。侍ジャパンにも選出された。山岡とのダブルエースの一角まで成長し、西村監督も「去年あれだけ実績を残した投手。それ以上やってくれるんじゃないかと期待しています」と信頼を寄せた。

 「(練習試合は)そんなに多くあるわけじゃないので、1試合1試合を大切に、状態をベストに持っていけるようにしたいです」

 2020年の山本はいったいどんな投球を見せてくれるのか。さらなる高みを目指す21歳から、目が離せない。(西垣戸理大)