阪神・ドラ2井上4番固定 平田2軍監督「タイガース4番の自覚や姿勢作る」

阪神・ドラ2井上4番固定 平田2軍監督「タイガース4番の自覚や姿勢作る」

 阪神・平田勝男2軍監督(60)が1日、ドラフト2位・井上広大外野手(18)=履正社=の4番育成計画を本格化させることを明かした。2日から再開する2軍の練習試合でも、4番で起用し続けることを明言。試合を重ねる中で「タイガースの4番」として自覚や姿勢が備わることに期待した。次世代の生え抜き4番候補。まずはファームで研さんを積む。

 虎の将来を見据え、井上にファームの「4番」を任せる。高校通算49本塁打。活動休止前の練習試合でも、すでに12試合に4番起用された右の大砲候補だ。平田2軍監督はさらなる成長を期待し、4番起用を継続する方針を示した。

 指揮官が期待する部分は4番としての立ち居振る舞い。「彼にはタイガースの4番としての自覚や戦う姿勢というものを作ってあげたいし、持ってほしい」。長距離砲として期待される役割、中心選手として戦っている意識を念頭に置いて、新人のうちからプレーさせていくことが狙いだ。

 結果が求められる世界ではあるが、まずは4番としての意識を高めてほしいと願う。「試合での結果というのは気にしないが、4番として戦う姿勢が見えてる限りは4番として使い続けたいよね」と大きな期待を寄せた。

 井上はこれまで平田2軍監督から「小細工はいらない。思い切って振れ」と指導を受けてきた。実戦での三振数も目立ったが、今後もフルスイングは曲げない。「追い込まれたからと言って小さくなるのではなくて、何か意識した上でスイングだけは小さくならないようにしたい」と強振を徹底していく。

 巨人・岡本や広島・鈴木誠の打撃を動画で研究し、「下半身をしっかり使うことで、脱力していても強い打球が打てるようになりました」と成長を実感しつつある。いよいよ試合が再開される。「やってきたことを発揮したい」と闘志全開の井上が「4番道」を一歩ずつ歩んでいく。