ヤクルトSNS「中の人」に神宮の魅力を聞いてみた

引用元:日刊スポーツ
ヤクルトSNS「中の人」に神宮の魅力を聞いてみた

<We love Baseball>

全国で球音と歓声が響くはずの黄金週間。選手もファンも、今年は球場に足を運ぶことすら許されない状況が続いている。心ひとつに乗り切れば、野球のある日常は必ず戻る。角度を変えて切り取りながら、その力を再確認してみた。

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野球場に足を運ぶ生粋の野球ファンなら、我が本拠地の大好きな場所を即答できると思う。ヤクルト担当2年目の記者は、神宮の低い天井が好きだ。通路を歩くたびに歴史を感じ、胸が高鳴る。

神宮球場のSNSが、ファンとつながるための企画に取り組んでいる。通称「中の人」の担当、小原愛美さんと、佐久間美咲さんに思いを聞いた。

最初の企画は「フォロワーさんが選ぶ!神宮球場のここが見たい」だった。佐久間さんが「少しでもフォロワーの皆様が求める投稿を」と発案。インスタグラムの公式アカウントを通じて募集した。マウンド、一塁側ベンチの監督席などなど、実際に立った目線の景色を届けた。

通常のオフ期間はメンテナンスが入る。イベントも工事も行われていない、凜(りん)とした球場を見ることはめったにない。対戦相手のファンからの応募もあり、佐久間さんは「想像よりたくさんのコメントをいただき、職員は見慣れた風景にも需要があると感じました。球場にいたら、もし選手だったら、など想像しながらお楽しみいただける投稿を目指しています」と話す。

家族で楽しめる「算数ドリル」「ぬりえ」の企画には、家にいる時間も球場を身近に感じてほしいという思いを込めた。小原さんは「私たちにできることを発信していきたいと思っているので、楽しみにお待ちいただければ」と予告する。

算数ドリルに登場するのは、神宮で販売しているヤクルトの選手プロデュースグルメなど。ファンが次に球場を訪れる際まで、楽しむことができる。2人は「今できることは『身近にあり続けること』だと思っています。一緒に今を乗り越え、開幕の喜びを球場で分かち合うため、発信し続けていきます」とメッセージを送る。

現在は「#神宮球場でのベストショットバトン」を展開中。ファンが神宮で撮影した写真がつながり、輪が広がっていく。球場には野球好きを引きつけてやまない力がある。みんなが集う日を静かに待っている。【保坂恭子】