【東京六大学】早大の151キロ左腕・早川が巨人2軍戦で5回4失点も納得の表情「すごくいい収穫があった」

引用元:スポーツ報知
【東京六大学】早大の151キロ左腕・早川が巨人2軍戦で5回4失点も納得の表情「すごくいい収穫があった」

◆プロアマ交流戦 巨人2軍6―9早大(22日・G球場)

 東京六大学リーグの早大は、今秋ドラフト上位候補の151キロ左腕・早川隆久主将(4年=木更津総合)が先発。5回を投げ、9安打4奪三振2四死球で4失点(自責3)。巨人、西武、DeNA、ロッテなど8球団のスカウトが視察に訪れる中、好投と言える内容ではなかったが「状態としてはよかったかなと思います。課題もたくさん見つかったので、リーグ戦前にすごくいい収穫があったなと思います」と充実の表情を浮かべた。

 1つめの課題は、2死からの失点だ。立ち上がりは常時145キロ、最速147キロを計測した直球と130キロ台中盤のカットボールで簡単に2死を取ったが、そこから3連打と自身の暴投も絡んで2失点。2回も2死後に満塁のピンチを招いた。「3人で切り取れれば、味方の攻撃のリズムにもつながると思う。2死から気を引き締めて投げる重要性をもう1度確認できました」と自らを戒めた。

 2つめは変化球だ。この日は、カウント球と勝負球の2種類を磨いているチェンジアップを多投。ただ腕の振りが直球に比べて緩んでしまい、際どいコースを見極められたり、カットで逃げられ、なかなか空振りを奪えなかった。「抜こう抜こう、という感じがあって、腕の振りが緩んでしまってました。真っすぐと同じ腕の振りから、最後にちょっとだけ抜く感じで投げられれば」と反省点を口にした。

 一方で収穫もあった。5回2死二塁で、8番・増田陸から134キロのチェンジアップで空振り三振を奪った。増田が体勢を崩すほどブレーキの利いた1球だった。「完全に抜いて空振りが取れました。あれが理想のチェンジアップですね。きょうは足りないところも分かったし、こうすればいいというのも明確になった。悪い結果なりに、得たものが大きいので納得はしています」。

 プロ相手となれば、どうしても結果を求めようとしがち。まして、この日はネット裏に8球団25人ものスカウト陣が大集結した。アピールしようと力んでしまいそうだが、序盤3回はツーシームをあえて封印。ラスト2回は配球を変えるなど、さまざまテーマを持ってマウンドに臨み、持ち前のクレバーさを発揮した。 報知新聞社