MLB、6月開幕説浮上 チーム一度“解散” 田中将大は練習継続か

引用元:スポーツ報知
MLB、6月開幕説浮上 チーム一度“解散” 田中将大は練習継続か

 メジャーリーグに開幕6月説まで浮上してきた。米大リーグ機構(MLB)は13日(日本時間14日)、選手会とアリゾナ州で会議を行い、新型コロナウイルスの影響で春季キャンプを中断することを発表。各選手にはキャンプ地残留、本拠地で調整、帰宅の3つの選択肢が与えられたことで、チームが一度“解散”することになった。トランプ大統領は「国家非常事態」を宣言。見通しがつかなくなり、開幕も大幅に遅れる可能性が出てきた。

 先が見えない。開幕の最低2週間延期、オープン戦打ち切りが決まってから一夜。ボールが飛び交わない球場は静まり返ったが、開幕がまた少し遠のいた。この日、キャンプ中断が決定。今後の調整は各球団、各選手に委ねられることになった。

 開幕日はいまだ白紙。日本では無観客ながらオープン戦を行っているため、開幕日が決まればすぐに対応できる。だが、メジャーではチームがバラバラになり、対外試合が困難。協議では開幕日決定後、選手に2~4週間の準備期間が必要とした。30球団が十分な調整を行うことを想定すれば、現地では最短の4月9日(日本時間10日)に開幕は困難との見方が多数。中には5月下旬や6月にまでずれ込むという予想も出ている。

 田中将大投手(31)の所属するヤンキースは全選手がキャンプ地のフロリダ州タンパに残ることが決定。15日(同16日)にも練習を再開させるという。本拠地のシアトルでコロナウイルスがまん延しているマリナーズも、ほとんどの選手がアリゾナに残ることを決断した。

 一方で、秋山翔吾外野手(31)のレッズは多くが本拠・シンシナティへ戻る。大谷翔平投手(25)のエンゼルスは、選手の希望に沿ってキャンプ地、本拠地で練習できる環境を提供することになった。菊池雄星投手(28)らのマリナーズ・サービス監督は電話会見で「何かの形で(選手が)動くことがあっても、同じ時間に多くが集まらないようグループに分けてやる」と方針を語った。

 トランプ大統領が「国家非常事態」を宣言。「今後8週間が重要」とした。カブスなどが本拠地を置くイリノイ州は5月1日までは試合中止か無観客での開催を求めている。MLBの選手はまだ感染者が出ていないが、エンゼルス・エプラーGMは電話会見で「手を洗うなど、健康を保つための努力をし続けることの大切さを強調している」。ほぼ全てのスポーツイベントが中止になっている米国で、長いトンネルは続いている。 報知新聞社