ヤクルトD1・奥川、23日ぶりキャッチボール 1年目は現実的!?「3勝」目指す

ヤクルトD1・奥川、23日ぶりキャッチボール 1年目は現実的!?「3勝」目指す

 ヤクルト2軍春季キャンプ(6日、宮崎・西都)ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=星稜高=が6日、2軍の宮崎・西都キャンプで第2クール初日を迎え、1月14日以来23日ぶりにキャッチボールを再開。21日からの最終クール中のブルペン入りに一歩前進した。練習後は西都市立穂北中学校を訪問。「夏前ぐらいには1軍に上がりたい」と意欲を示し、「3勝」を1年目の目標に掲げた。

 順調な調整ぶりだ。奥川が1月14日以来、23日ぶりにキャッチボールを再開。距離は最長で30メートルにのばし「4、5割」の力でボールを投じた。

 「指から離れる感覚がよかった。(ブルペン入りまで)逆算すると順調です」

 右肘の軽い炎症のためにノースローで調整していたが、3日にネットに向けた投球を解禁。2軍の西都キャンプの第2クール初日に調整のギアを上げた。最速154キロ右腕は21日から始まる最終クールでプロ初のブルペン入りを果たす予定。見守った池山2軍監督は「(ブルペン入りまで)順調にいけば、1軍が見たいという感じになるかもしれない」と状態の良さに太鼓判を押した。

 練習後は西都市立穂北中学校を訪れ、15歳を祝って将来の目標などを掲げる同校の行事「立志式」に出席。生徒から今年の目標を問われると、全校生徒88人を前に具体的な数字を披露した。

 「1軍の試合に出場して、3勝するのが目標です」

 立志式の終了後、3勝の真意を説明。1軍昇格の目標を東京五輪前の6、7月に定めていることを明かした。

 「夏前ぐらいには1軍に上がって、3つ勝てれば1年目にしては上出来だと思ったので、3勝にしました」

 現在はメジャーで活躍するダルビッシュ有(カブス)や田中将大(ヤンキース)、大谷翔平(エンゼルス)ら偉大な先輩の高卒1年目の成績が念頭にあった。

 「大谷選手やダルビッシュ選手も1年目は(白星が)1桁。田中選手は2桁だったんですけど、田中選手とは体の強さなども全然違うので、1年目は体作りをしながら勝てたらいい」

 大谷は3勝でダルビッシュが5勝。田中は11勝を挙げた。184センチ、82キロの奥川はトレーニングを並行するため、まずは「3勝」に設定した。掲げた目標に向けて、ハードルを一つ一つ越えていく。