【巨人】育成・ディプランの150キロ“汚い真っすぐ”原監督が絶賛「メリハリ利いてる」

引用元:スポーツ報知
【巨人】育成・ディプランの150キロ“汚い真っすぐ”原監督が絶賛「メリハリ利いてる」

 巨人の育成新外国人、ナティーノ・ディプラン投手(26)が6日、ファームのシート打撃に登板。打者3人、16球で無安打に抑える投球を披露した。原監督も視察に訪れる中、力強い速球をアピールした。

 粉砕した、という表現がぴったりだった。比嘉への5球目。真っ二つに折れたバットが宙を舞う中、力ないゴロがディプランの足元に転がった。投ゴロだ。打撃結果にかかわらず、1人5球をメドとした実戦形式。前打者の加藤壮と合わせ、直球でバットを2本折ってみせた。前に飛んだ打球は凡打のみ4球。空振りも2球奪う、圧巻の内容だった。

 最大の武器は“汚い真っすぐ”。打者の手元で微妙にカットしたりシュートしたりと、芯を外す。加藤壮は「あのスピードで動く。押し負けました」と証言。この日は最速150キロだったが「もっと出ると思う」と右腕はさらりと言った。

 ケージ裏には、投球を見届けるために原監督が今キャンプ初めてひむか球場を訪れた。「メリハリが利いている。真っすぐも変化球もいいね」と高評価。宮本投手チーフコーチも「全て意味のある球を投げていた。我々の頭の中にディプランという文字が入りましたよ」と思わぬ掘り出し物の出現に、ほくそ笑んだ。

 そんな御前投球となっても、当の本人は「自分のことに集中していて、気にならなかった」と強心臓もアピール。この日の好投で、9日の1軍紅白戦登板を勝ち取った。ここで結果を残せば1軍那覇キャンプ行きの切符も十分ある。26歳での育成初年度とあって、支配下登録期限は3月末と条件は厳しいが、夢の輪郭は徐々にくっきりとし始めてきた。(西村 茂展)

 ◆ナティーノ・ディプラン(Nattino Diplan)1993年12月30日、ドミニカ共和国生まれ。26歳。ベリーズ高卒。昨季は米ブルワーズ傘下2Aでプレーした。190センチ、91キロ。右投右打。推定年俸260万円。背番号「024」。 報知新聞社