広島会沢3年6億超「鼻息荒く」来季V奪回と五輪金

引用元:日刊スポーツ
広島会沢3年6億超「鼻息荒く」来季V奪回と五輪金

カープの捕手最高年俸だ。広島会沢翼捕手(31)が20日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、3年契約の総額6億4000万円プラス出来高の大型契約を結んだ。

来季年俸1億8000万円は広島捕手最高年俸だ。今季取得したFA権は行使せず残留し、V奪回でのセ界一と東京五輪での世界一を目標に定めた。(金額は推定)

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カープ最強捕手の襲名だ。今季取得したFA権を行使せずに残留を表明した会沢が契約を更改。3年総額6億4000万プラス出来高で、広島捕手では最高額での大型契約となった。

球団から野手では今季、主砲鈴木に次ぐ高い評価を受けた。正捕手として若い投手陣をリードし、打撃では勝負強さを発揮した。2度のサヨナラ打を放ち、得点圏打率3割5分1厘はリーグトップ。15試合で5番を任せられ、初めて規定打席に達した。それでも「個人成績は納得してない。チームの成績が成績なので、そこの悔しい思いしかない」と表情を引き締めた。優勝を逃し、4位に終わった悔しさを来季ぶつける。

今季まで選手会長を務め、真のリーダーシップを発揮した。「自分のことよりチームのことが優先になる。人間力が養われた」。同じ方向へ向かうため、ときに優しく、ときに厳しく、輪を重んじた。来年からは新選手会長の田中広をサポートする立場となる。「いつでも相談してくれたらいい」。3連覇したときの新井貴浩氏のようにチームを縁の下で支え続ける。

プレミア12では世界一を経験し、東京オリンピック(五輪)への思いをより強くした。「あの1カ月はすごく濃い1カ月だったし、僕の野球人生にとってもすごくプラスになった。こういう巡り合わせというのはなかなかない。正直、出たいですし、そこはもう鼻息荒く行きたい」。重圧もリスクも覚悟して、侍選出を全力で奪いに行く。扇の要として広島のセ界一、侍ジャパンの世界一を目指し、戦う。【前原淳】