DeNAで優勝&侍ジャパンで金!今永、年俸1億3600万円でサイン

 DeNA・今永昇太投手(26)が5日、横浜市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、6900万円増の年俸1億3600万円でサインした。チームトップの13勝(7敗)を挙げ、5年目で球団の先発投手陣としてはただ一人の1億円プレーヤーとなった。来季は15勝以上と優勝を自らに課すとともに、日本代表に選出されての東京五輪出場を誓った。

 喜びよりも、責任感が先行した。常に理想を追い求める“投げる求道者”らしく、今永は壇上で表情を引き締めた。

 「ほぼ倍増の1億3600万円を提示していただきました。うれしいのもあったけど、チームを背負っていかないと、という気持ちです」

 今季は初の開幕投手を務めるなど25試合に先発。チームトップの13勝、防御率2・91、186奪三振といずれも自己最高の成績を残し、不動のエースへ成長した。

 日本代表でも欠かせぬ存在になった。11月のプレミア12では、2次ラウンドで全勝中のメキシコを6回1安打1失点にねじ伏せるなど、初優勝に貢献。来夏の東京五輪へ「ベイスターズの代表としても選ばれなければいけないという気持ち」と力強く語った。

 筒香の米大リーグ移籍が濃厚。今永は「もっと引っ張っていかないといけない。後輩の方が多くなるので、お手本になり、まずは結果で引っ張っていきたい」とチームの先頭を走る覚悟はできている。だからこそ、来年の開幕投手についても「そこは譲れない。俺がやる、という気持ち」と強い決意をにじませた。

 「自分の生命線でもある真っすぐの質を上げたい」。7日に渡米し、シアトルにあるトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で自主トレを敢行する。「12月半ばからブルペンに入れるくらいの方がいい」と高いレベルでコンディションを維持していく。

 「15勝を一つの節目とする。リーグ優勝して、自分がタイトルを取れたら、一番のシーズンになると思う」。東京五輪では世界一を目指す。今永が、2020年をメモリアルな年にする。